復刊リスト2007

紀伊国屋書店のウェブサイトより、今年復刊した学術書のリストです。 http://www.kinokuniya.co.jp/01f/fukken/fukkanlist2007.html

アキ・ラーの少年たち

今夜 9:10〜10:00 放映のBSドキュメンタリーです。http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071126.html 番組表によると、今週は山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映される作品を放映しているようです。http://www.nhk.or.jp/wdoc/

生命学研究会2

生命学研究会の第2回目の告知です。締め切りは12月31日です。詳しくはこちらをご覧ください。 ↓ http://www.lifestudies.org/jp/kenkyukai02.htm

人工多能性幹細胞の作製成功でローマ法王庁、「倫理的問題とみなさず」

AFPBBNews のウェブサイトより。人工多能性幹細胞の作製成功でローマ法王庁、「倫理的問題とみなさず」 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

WOMEN'S DIARY PROJECT「WOMEN2008」

私は、去年からWOMEN'S DIARY PROJECT(http://www.womens-diary.com/pc/)が作っているスケジュール手帖を愛用している。今年も、「WOMEN2008」を取り寄せた。この手帖は巻末に、付録で月経周期表、公立女性センターリスト、DV相談支援センターリスト、相談…

お父さんに会いたい 〜アメリカ・崩れる人工授精の匿名性〜

本日の夜 10:10〜11:00 、BS1で放映です。 http://www.nhk.or.jp/bs/bsdoc/ 人工授精で生まれた子どもが100万人を突破したともいわれるアメリカで、遺伝上の父親や異母兄弟と出会い“血を分けた家族”としての交流を続ける人々が年々増加している。こ…

パーソン論と障害者

北海道大学で開かれている応用倫理国際集会というのに行ってきた。2日間ずっと英語漬けだったので頭がパーになってるが、気づいたことをひとつだけ。英語圏からの学者たち(白人男性がほとんど)のあいだでは、「自己意識と理性ある者のみが人格であり生き…

50年目のリトルロック 〜アメリカ 消えぬ人種差別〜

本日の夜、午後11:10〜午前0:00、BS1で放映です。 http://www.nhk.or.jp/bs/bsdoc/ 今からちょうど50年前、アメリカ南部リトルロックの高校に全世界の注目が集まった。黒人と白人の共学をめぐり地元州政府と連邦政府が対立、軍隊が高校を占拠するなか…

「の自由をはばむもの」をが生み出すこと

x0000000000さんの「これは真の「生殖の自由」なんだろうか」↓を受けて考えた。 http://d.hatena.ne.jp/gordias/20071117/1195277074 人が自由になるための社会運動、特に20世紀の解放運動*1は重要だったし、必要だった。*2その極致が多文化主義だろう。お互…

『なぜ意識は実在しないのか』

なぜ意識は実在しないのか (双書 哲学塾)作者: 永井均出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/11/06メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 77回この商品を含むブログ (50件) を見る永井均さんの新刊を入手。パラパラと全体を読んでみた。ある意味、非常にシャ…

腐女子ノ先ニアルモノ

本日の深夜、フジテレビ系列で放映です。 http://www.fujitv.co.jp/nonfix/index2.html 「オタク」 辞書を引くと「ある事に過度に熱中していること。また、熱中している人。」とある。メディアにたびたび登場する彼らは、その容姿や行動から、いつも奇抜さ、…

クレームメーキング

ブログで情報発信していたところ、国会議員から問い合わせがあり、実際に国会質問の参考資料に使われた、という報告がある。 先日、参議院議員である松浦大悟さん(松浦大悟 - Wikipedia)から問い合わせのメールをいただきました。今国会で争点として取り上…

不信と対立を乗り越えて 〜始まった医療現場のADR〜

本日のクローズアップ現代です。 http://www.nhk.or.jp/gendai/<頻発する医療トラブルで対立する医師と患者・家族>という不幸の構図を覆そうという試みが始まった。ADR(裁判外紛争解決)だ。トラブルの当事者同士が対話のテーブルにつき、真実を語り合い…

性同一性障害不当解雇撤回裁判

性同一性障害を理由にした解雇に対し、撤回を求める裁判が行われています。雇用者は社会福祉法人大阪自彊館(じきょうかん)で、大阪市野宿生活者巡回相談事業を営んでいます。原告は「『男か女かはっきりしろ』、『野宿者から蔑視される』など差別的な言葉…

『マックス・ヴェーバーの哀しみ』

マックス・ヴェーバーの哀しみ―一生を母親に貪り喰われた男 (PHP新書)作者: 羽入辰郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/11メディア: 新書購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (18件) を見るこれはなかなかの問題作だろう。私はヴェーバーの…

ケータイ小説@2007.jp

今夜のNHK・ETV特集です。http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html

これは真の「生殖の自由」なんだろうか

kanjinaiさんのエントリ「女性型ロボットへの性的欲望の未来」へのブックマークコメントが興味深い。 「個人的には人工子宮を開発してそれを望む女性を出産から解放すべきと思ふ」 「子供が欲しい女性は精子バンクで精子を買えばいいだけですし」 「将来生物…

グレン・グールド 永遠のピアニズム

今日の夜(22時50分50秒 〜 翌00時37分20秒)、NHK・BSハイヴィジョンで、グレン・グールドのドキュメンタリー番組が放映されるそうです(制作:2005年, Ideale Audience (カナダ・フランス)http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvwth/index.html

女性型ロボットへの性的欲望の未来

知らないうちに、女性型ロボットがすごいところまで進化している。しかしどうして女性型ロボットが進化するのか。そのほうが売れると見ているのか。開発者の性的欲望がそうさせるのか。ジェンダーの視点から見たらどうなるのか。これは阪大で作られたもの。…

『ウェブ時代をゆく』

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/06メディア: 新書購入: 91人 クリック: 724回この商品を含むブログ (1191件) を見る梅田望夫さんの新刊を入手。パラパラと眺めてみた。ま…

「性同一性障害 × 患者の権利――現代医療の責任の範域」

12月8日に、立命館大学で、性同一性障害と医療の問題に関するシンポジウムが開かれます。基調講演の講師である田中玲さんの著作は読みました。トランスジェンダーであることを理由*1に、病院に受け入れ拒否をされた経験を綴られています。 また、現在、裁判…

喜納育江「ネイティブなるもの 魂の交わりを求めて」

境域の文学 (21世紀文学の創造 5)作者: 池澤夏樹,今福龍太出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/03/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る 先日、あるナショナリズムについて議論する場で、「沖縄」という問題が俎…

エンハンスメント:ドイツからのレポート

エンハンスメント―バイオテクノロジーによる人間改造と倫理作者: 生命環境倫理ドイツ情報センター,松田純,小椋宗一郎出版社/メーカー: 知泉書館発売日: 2007/11メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (8件) を見るエンハンスメントとは、人間…

ニューロエシックス学会

日本生命倫理学会に久々に出席した。その分科会のニューロエシックスの発表を聞いて、いろいろと新しい情報を入手した。この分野のインパクトは、なかなか刺激的である。夜にホテルでニューロの夢を見てしまった。2008年に、米国でニューロエシックス学…

品川哲彦『正義と境を接するもの』

正義と境を接するもの: 責任という原理とケアの倫理作者: 品川哲彦出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2007/10/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 33回この商品を含むブログ (23件) を見る出版社のサイト:http://www.nakanishiya.co.jp/modules/m…

イスラム教仕様のクルマ

こんな記事を見つけた。イスラム教国・マレーシアの自動車メーカーが開発したらしい。 マレーシア自動車メーカー、「イスラム教」車を海外展開 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

歪む沖縄戦〜11万人が問う歴史の真実

月曜日の深夜2:40から、テレビ朝日系列です。 http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/ 9月下旬。宜野湾市の公園が、11万の人で(主催者発表)で埋め尽くされた。復帰後最大規模の集会。高校の教科書検定で沖縄戦の集団自決について日本軍の関与を示す表現が…

ヒラリー・クリントン 大統領への道

月曜日のクローズアップ現代です。 http://www.nhk.or.jp/gendai/ 投票日まで1年を切ったアメリカ大統領選挙。選挙戦のトップを走っているのが、民主党のヒラリー・クリントン上院議員だ。最新の世論調査では、後を追うジュリアーニ氏、オバマ氏を引き離し、…

新屋達之「検察・刑事訴追の課題」

今月の「法律時報」に出ている新屋達之の論文が興味深かった。2007年の司法改革を批判的に論じている。新屋さんは、戦後改革以降の刑事手続きの当事者主義化、「検察の民主化」と「訴追の民主化」が未だ達成されていないことを指摘する。2007年の司法改革も…

2ちゃんねるで辻説法

荻上式BLOG経由で、知った話題。↓ 哲学で博士号取る予定の俺が、どんな質問にも哲学的に答えるhttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-185.html 哲学科の院生が、4時間以上にわたって、2ちゃんねらーと一問一答している記録。*1気の効いた答えが多くて…