2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

脳科学倫理を問いなおす

脳神経倫理についての以下のイベントがあります。興味深いテーマですし、関心ある方はぜひ参加されてはいかがでしょうか? 「生命倫理政策研究会」・第91回くすり勉強会の共催シンポジウム ■日 時 : 2007年12月22日(土)13:30〜18:30 場 所 : 共立薬科…

いま、障害者はどう社会と関わるか(仮)

明日の夜、教育テレビ 午後7:00〜10:00 の放映です。http://www.nhk.or.jp/heart-net/wide/index.html

『医療倫理と合意形成』

医療倫理と合意形成―治療・ケアの現場での意思決定作者: 吉武久美子出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2007/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (2件) を見る医療倫理の基本原則の一つである「インフォームド・コンセント」の限界…

33カ国共同制作「民主主義」

kanjinai さん紹介の「民主主義」のシリーズですが、お正月に、NHK総合(地上波)で放映されることになりました。 想田和弘の映画『選挙』BBC"Why Democracy?"で放映 - G★RDIAS 放映日時は、番組表で確認してください。 http://www.nhk.or.jp/de…

ロボットとの愛とセックス

Love and Sex with Robots: The Evolution of Human-Robot Relationships作者: David Levy出版社/メーカー: Harper発売日: 2007/11/01メディア: ハードカバー クリック: 115回この商品を含むブログ (7件) を見る以前のエントリー「女性型ロボットへの性的欲…

英語の支配の件

北海道大学の国際集会で感じたことがある。いま、応用倫理関連の共通語は英語である。だから私もずっと英語の勉強は続けている。また英語が共通語になっているおかげで、学会に来ていた欧州や台湾やアフリカの人たちともコミュニケーションできるというのは…

貧困問題の放置は違憲

東京新聞が「試される憲法」を連載中ですが、ウェブサイトに生田武志さんのインタビューが掲載されました。生田さんは本ブログでも紹介した「フリーターズフリー」の組合員の一人。今年『ルポ最底辺』(ちくま新書)も刊行されています。http://www.tokyo-np…

<貧困>は自己責任ではない

JANJAN のウェブサイトより。湯浅誠さん(自立生活サポートセンターもやい)の講演会の内容が紹介されています。

復刊リスト2007

紀伊国屋書店のウェブサイトより、今年復刊した学術書のリストです。 http://www.kinokuniya.co.jp/01f/fukken/fukkanlist2007.html

アキ・ラーの少年たち

今夜 9:10〜10:00 放映のBSドキュメンタリーです。http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071126.html 番組表によると、今週は山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映される作品を放映しているようです。http://www.nhk.or.jp/wdoc/

生命学研究会2

生命学研究会の第2回目の告知です。締め切りは12月31日です。詳しくはこちらをご覧ください。 ↓ http://www.lifestudies.org/jp/kenkyukai02.htm

人工多能性幹細胞の作製成功でローマ法王庁、「倫理的問題とみなさず」

AFPBBNews のウェブサイトより。人工多能性幹細胞の作製成功でローマ法王庁、「倫理的問題とみなさず」 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

WOMEN'S DIARY PROJECT「WOMEN2008」

私は、去年からWOMEN'S DIARY PROJECT(http://www.womens-diary.com/pc/)が作っているスケジュール手帖を愛用している。今年も、「WOMEN2008」を取り寄せた。この手帖は巻末に、付録で月経周期表、公立女性センターリスト、DV相談支援センターリスト、相談…

お父さんに会いたい 〜アメリカ・崩れる人工授精の匿名性〜

本日の夜 10:10〜11:00 、BS1で放映です。 http://www.nhk.or.jp/bs/bsdoc/ 人工授精で生まれた子どもが100万人を突破したともいわれるアメリカで、遺伝上の父親や異母兄弟と出会い“血を分けた家族”としての交流を続ける人々が年々増加している。こ…

パーソン論と障害者

北海道大学で開かれている応用倫理国際集会というのに行ってきた。2日間ずっと英語漬けだったので頭がパーになってるが、気づいたことをひとつだけ。英語圏からの学者たち(白人男性がほとんど)のあいだでは、「自己意識と理性ある者のみが人格であり生き…

50年目のリトルロック 〜アメリカ 消えぬ人種差別〜

本日の夜、午後11:10〜午前0:00、BS1で放映です。 http://www.nhk.or.jp/bs/bsdoc/ 今からちょうど50年前、アメリカ南部リトルロックの高校に全世界の注目が集まった。黒人と白人の共学をめぐり地元州政府と連邦政府が対立、軍隊が高校を占拠するなか…

「の自由をはばむもの」をが生み出すこと

x0000000000さんの「これは真の「生殖の自由」なんだろうか」↓を受けて考えた。 http://d.hatena.ne.jp/gordias/20071117/1195277074 人が自由になるための社会運動、特に20世紀の解放運動*1は重要だったし、必要だった。*2その極致が多文化主義だろう。お互…

『なぜ意識は実在しないのか』

なぜ意識は実在しないのか (双書 哲学塾)作者: 永井均出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/11/06メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 77回この商品を含むブログ (50件) を見る永井均さんの新刊を入手。パラパラと全体を読んでみた。ある意味、非常にシャ…

腐女子ノ先ニアルモノ

本日の深夜、フジテレビ系列で放映です。 http://www.fujitv.co.jp/nonfix/index2.html 「オタク」 辞書を引くと「ある事に過度に熱中していること。また、熱中している人。」とある。メディアにたびたび登場する彼らは、その容姿や行動から、いつも奇抜さ、…

クレームメーキング

ブログで情報発信していたところ、国会議員から問い合わせがあり、実際に国会質問の参考資料に使われた、という報告がある。 先日、参議院議員である松浦大悟さん(松浦大悟 - Wikipedia)から問い合わせのメールをいただきました。今国会で争点として取り上…

不信と対立を乗り越えて 〜始まった医療現場のADR〜

本日のクローズアップ現代です。 http://www.nhk.or.jp/gendai/<頻発する医療トラブルで対立する医師と患者・家族>という不幸の構図を覆そうという試みが始まった。ADR(裁判外紛争解決)だ。トラブルの当事者同士が対話のテーブルにつき、真実を語り合い…

性同一性障害不当解雇撤回裁判

性同一性障害を理由にした解雇に対し、撤回を求める裁判が行われています。雇用者は社会福祉法人大阪自彊館(じきょうかん)で、大阪市野宿生活者巡回相談事業を営んでいます。原告は「『男か女かはっきりしろ』、『野宿者から蔑視される』など差別的な言葉…

『マックス・ヴェーバーの哀しみ』

マックス・ヴェーバーの哀しみ―一生を母親に貪り喰われた男 (PHP新書)作者: 羽入辰郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/11メディア: 新書購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (18件) を見るこれはなかなかの問題作だろう。私はヴェーバーの…

ケータイ小説@2007.jp

今夜のNHK・ETV特集です。http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html

これは真の「生殖の自由」なんだろうか

kanjinaiさんのエントリ「女性型ロボットへの性的欲望の未来」へのブックマークコメントが興味深い。 「個人的には人工子宮を開発してそれを望む女性を出産から解放すべきと思ふ」 「子供が欲しい女性は精子バンクで精子を買えばいいだけですし」 「将来生物…

グレン・グールド 永遠のピアニズム

今日の夜(22時50分50秒 〜 翌00時37分20秒)、NHK・BSハイヴィジョンで、グレン・グールドのドキュメンタリー番組が放映されるそうです(制作:2005年, Ideale Audience (カナダ・フランス)http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvwth/index.html

女性型ロボットへの性的欲望の未来

知らないうちに、女性型ロボットがすごいところまで進化している。しかしどうして女性型ロボットが進化するのか。そのほうが売れると見ているのか。開発者の性的欲望がそうさせるのか。ジェンダーの視点から見たらどうなるのか。これは阪大で作られたもの。…

『ウェブ時代をゆく』

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/06メディア: 新書購入: 91人 クリック: 724回この商品を含むブログ (1191件) を見る梅田望夫さんの新刊を入手。パラパラと眺めてみた。ま…

「性同一性障害 × 患者の権利――現代医療の責任の範域」

12月8日に、立命館大学で、性同一性障害と医療の問題に関するシンポジウムが開かれます。基調講演の講師である田中玲さんの著作は読みました。トランスジェンダーであることを理由*1に、病院に受け入れ拒否をされた経験を綴られています。 また、現在、裁判…

喜納育江「ネイティブなるもの 魂の交わりを求めて」

境域の文学 (21世紀文学の創造 5)作者: 池澤夏樹,今福龍太出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/03/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る 先日、あるナショナリズムについて議論する場で、「沖縄」という問題が俎…