ロボットとの愛とセックス

Love and Sex with Robots: The Evolution of Human-Robot Relationships

Love and Sex with Robots: The Evolution of Human-Robot Relationships

以前のエントリー「女性型ロボットへの性的欲望の未来」で、女性型ロボットとのセックスについてみなさんにお聞きしたが、今年の11月に、ずばりそれをテーマにした本が英語で出版されて、世界で評判を呼んでいるようだ。この著者は、人工知能の研究者で、人間とロボットのセックスはもうすぐ可能になるし、その先には、人間とロボットの結婚という事態が生じるだろうと言っている。それを最初に認めるだろうのは、米国のマサチューセツ州だろうと言う。そもそも、人間がロボットに愛情を感じるように、ロボットをプログラミングするのは可能だから、結婚する人も出てくるだろうと。それで、もしそういう人が多くなったら、人口減少社会が本格的に到来すると。これはマースリヒト大学に提出された博士論文を本にしたもの。日本の大学と違って、研究テーマが自由に認められて、さすが欧州の有力大学ですね。

キャッチーなので、きっと日本語訳もすぐに出ることだろう。ロボット大国、アキバの国、日本からはこれに対抗する研究は出ないのか?