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「パラダイス・ナウ」関西で上映

東京ではいち早く公開されていた映画「パラダイス・ナウ」が、関西でも上映されるとのことである。ぜひ、見てみたい。6日にはアラブ文学研究者の岡真理さんのトークショーも予定されているようだ。 関連情報:「映画:パレスチナ若者の苦悩を描いた「パラダ…

朝日夕刊に青い芝の会

関西だけの連載かもしれないが、4月23日付朝日新聞の夕刊の連載「ありのまま生きて(6)」に、青い芝の会*1が登場している。副題は、「反差別 過激と言われても」。記事は、7割がた横田弘さん(青い芝神奈川県連合会長)のインタビュー。 青い芝の会は7…

好井裕明『差別原論』(平凡社新書)

以前kanjinaiさんが書かれたエントリ「社会学と「生き方としての学問」」に関する類書が出版された。新書367差別原論 (平凡社新書)作者: 好井裕明出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/04/10メディア: 新書購入: 2人 クリック: 147回この商品を含むブログ (2…

サルトル的「責任論」

本来なら、『実存主義とは何か』を引用すべきだが、あいにく手元にはないので、以下より引用。図解雑学 サルトル (図解雑学シリーズ)作者: 永野潤出版社/メーカー: ナツメ社発売日: 2003/08メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 145回この商品を含むブログ (…

Web評論誌「コーラ」

創刊号が発刊されたようです。要注目! http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/index.html私は、広坂朋信さんが書かれた「「嫌倫家」末木文美士氏への違和感――『仏教vs.倫理』をめぐって」が非常に面白かったです。

人を責めるのはよくないのか?

私の投稿した記事「「本当は、できるでしょう?」の原初的風景」に関して、さまざまな反応をいただいている。それはそれで、非常に面白い。その上で言えば、「自責としてならよいが、他人の責任を追及するような言い方はいかがなものか」という言い方が複数…

買った本

いつもx0000000000は、どんな本を買っているのか? とか思われる方もいるかもしれないと思い、今日書店に行って買ってきた本を並べます。哲学がはじまるとき―思考は何/どこに向かうのか (ちくま新書)作者: 斎藤慶典出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/04…

「本当は、できるでしょう?」の原初的風景

もう少し、この問題にこだわってみたい。 たとえば、私がコンビニで200円のおやつを買おうとするという状況を想定する。 目の前に、募金箱がある。そこには「アフガニスタンの人達は、4人家族で200円あれば1日暮らしていける」と書かれてある。 それでも、…

ホームレスに食事を与えて逮捕

「Arrest is first under homeless-feeding law」 http://www.orlandosentinel.com/features/food/orl-homeless0507apr05,0,2602061.story?coll=orl-shoppinghg-headlinesinthek Eric Montanez, 21, is the first to be arrested under the city's controver…

姥捨山問題をめぐって

sugitaさんの「優生学・家族負担・尊厳死」で姥捨山問題が考察されている。 http://d.hatena.ne.jp/sugitasyunsuke/20070405/p1 姥捨山問題は、次のようなことを問題にする。 出来ないからしない、というのなら話は分かる。ところがこれらのケースでは、「出…

ハンナ・アレント「道徳哲学のいくつかの問題」

遺稿集所収の論文。責任と判断作者: ハンナアレント,ジェロームコーン,Hannah Arendt,Jerome Kohn,中山元出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/02/01メディア: 単行本 クリック: 37回この商品を含むブログ (17件) を見る ニーチェはみずからモラリストと名…

雨宮処凛さんの新著

生きさせろ! 難民化する若者たち作者: 雨宮処凛出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2007/03/13メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 104回この商品を含むブログ (141件) を見る読みました。フリーターや野宿者問題、心の病、そして過労死というきわめて現代…

論文への批判など

まだ未完成ではありますが、ホームページ http://www.nozakiy.org/をつくり、そこに最新の論文「障害の哲学・序論」 http://www.nozakiy.org/ronbun/200703.htmlを掲載しました(売り物ではないので、問題ないのでしょう)。さっそく、「いちヘルパーの小規…

藤田正勝『西田幾多郎――生きることと哲学』

西田幾多郎―生きることと哲学 (岩波新書)作者: 藤田正勝出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/03/20メディア: 新書 クリック: 20回この商品を含むブログ (19件) を見る 西田が哲学を単なる知識のための哲学としてではなく、自ら生きるということと密接に結…