キャディ『切除されて』

切除されて作者: キャディコイタ,Khady Koita,松本百合子出版社/メーカー: ヴィレッジブックス発売日: 2007/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (9件) を見る 女性器切除を扱った書籍が、ブックファーストの新刊棚に平積みされ…

バンコク児童買春の闇

子どものねだん―バンコク児童売春地獄の四年間作者: マリー=フランスボッツ,Marie‐France Botte,Jean‐Paul Mari,堀田一陽出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 1997/02メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 1,376回この商品を含むブログ (12件) を見るこれは…

関西クィア映画祭

今年も、関西クィア映画祭が大阪・梅田のHEPホールで、7月20〜24日まで開催されます。私は去年から参加していて、とても楽しみにしていました。どれも観たいのですが、『男子であること』『0メートルの隔たり』は絶対はずせない感じです。(詳しい情報は↓で…

堀江有里『「レズビアン」という生き方』

「レズビアン」という生き方―キリスト教の異性愛主義を問う作者: 堀江有里出版社/メーカー: 新教出版社発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 54回この商品を含むブログ (16件) を見る 今年の秋から、来年の春にかけて、同級生が3人結婚する…

少女漫画と男性漫画の目の大きさ

モテだの、媚びだの、ファッションだの関連話で、こちらの記事を読んだ。 で、なんですけどね。男性向け漫画の女性と女性向け漫画の女性ってのも顔が違うんです。少女漫画と少年漫画って、絵柄が違うでしょ?特に女性の描き方とか。特に何が違うかっていいま…

メキシコシティーの中絶合法化

メキシコの首都メキシコシティーで、中絶合法化の法案が可決される見通しということです。下記リンク先の記事に「ラテンアメリカでは、中絶が認められているのはキューバとガイアナのみ」とあるように、中南米は、中絶に否定的なキリスト教倫理の強い影響下…

錯綜する「女らしさ」

先日、友人が家に遊びに来た。彼女は大変カワイイ女子(ヘテロ)である。性格や仕草もカワイイが、それ以上に顔がカワイイ。しかも美容関係の仕事に就いているので、カワイサを際だたせる術も持っている。もちろん、私の友人の中でも1,2を争うモテ女子で…

子産みモノ

柄本三代子は出産の医療化による妊婦管理について、1999年の『女性学年報』で論じた際、「抵抗する素人」として、出産をテーマにした漫画を取り上げている。以下は内田春菊『私たちは繁殖している』への言及である。私たちは繁殖しているイエロー (角川文庫)…

カチャ・クルマン『カチャ・クルマン 32歳』

本屋さんで「産まないって、決めたわけじゃなくて…」という表紙のコピーが気に入ったので、買ってみた。ドイツ版『負け犬の遠吠え』とのこと。カチャ・クルマン32歳―産まないって、決めたわけじゃなくて…作者: カチャ・クルマン,たかおまゆみ出版社/メーカー…

やりまくらないでもフェミニスト

友人と、パット・カリフィア(アメリカのレズビアン・フェミニスト。SM愛好家で70年代からフェミニズム内で、フェミニズムの不正を告発する、というスタイルをとっていた。)『パブリックセックス』を読んでいるときに、「非一対一(アン・モノガミー)」とい…