2007-07-17から1日間の記事一覧

長谷部恭男「日本国民、カモーン!」

「UP」(東京大学出版会)の6月号をぱらぱら読んでいると、テンションの高い題名の文章があったので、読んだ。長谷部さんは、ロンドンのおもちゃ屋で、異様にリアルなヘビのパペットをみつける。 筆者は、東京コミックショウの「レッド・スネイク・カモーン…

『現代思想・総特集ヘーゲル』

今月号の『現代思想』臨時増刊の特集は、ヘーゲルの「精神現象学」である。いろんな人たちが論説を書いている。冒頭の加藤尚武「『精神現象学』というゆがんだ真珠」は、加藤的な割り切りがたいへん面白い文章である。 ヘーゲルという思想家は体質的に未完成…

Ashleyについてのエッセイ

例のAshley treatmentについての生命倫理側からのコメントが、新着のHastings Center Report 32:2(2007):pp.16-20に掲載されています。S.Matthew Liao, Julian Savulescu, and Mark Sheehan, "The Ashley Treatment: Best Interests, Convenience, and Paren…