Ashleyについてのエッセイ

例のAshley treatmentについての生命倫理側からのコメントが、新着のHastings Center Report 32:2(2007):pp.16-20に掲載されています。

S.Matthew Liao, Julian Savulescu, and Mark Sheehan, "The Ashley Treatment: Best Interests, Convenience, and Parental Decision-Making"

著者たちは、身長を止めたことと、子宮を摘出したことを分けて考えて、前者には仕方のない面もあるが、後者はやりすぎという感じで書いているようだ。もしAshleyに対する措置がひどいというのなら、そういう処置をしなくてもよいようなサポートを社会側がなすべきだとしている。

If we as a society believe that it is undignified, as a matter of human rights, for Ashley to undergo these treatments, then we must be prepared to provide her caregivers with enough assistance and support that they would not have to resort to these means. (p.19)

たぶんもっとも早く出た文献だから、さほど深い議論はしてないように見える。これから、各誌で多くの論説が出てくることだろう。