英国の少年犯罪がひどいことになっている
Observer紙によれば、英国の少年犯罪の状況がここのところかなりひどいことになっているらしい。マンチェスター市とかはとくにひどくて、少年ギャングたちが銃でがんがん人を撃って、市民を巻き添えにしているとのこと。少年ギャング間の抗争はむかしからあったが、いまのはそれどころじゃなくて、無関係な市民や子どもたちを白昼から無感情に巻き添えにして殺しているらしい。少年たちの暴走は、年長青年のギャングたちも止められない状況だという。少女たちもサポーターとして関与しているが、みんなこのことは認めたがらない。少年たちが、犯罪しかすることがないという社会状況や、銃がステイタスになっているなどの状況があるとのこと。映画「トレイン・スポッティング」とか、日本ではおしゃれなファッションとして見ているが、こういう状況下では、そんなのんきなことは言ってられないのではないだろうか。日本でも銃が増えたら、将来、同じようなことになるかもしれない。
"Gangs want respect, so the innocent die"
http://observer.guardian.co.uk/focus/story/0,,2147116,00.html
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追記:続報を書いた。(8月23日)
http://d.hatena.ne.jp/gordias/20070823/1187857512