沖縄・辺野古で起きた暴行事件

 沖縄・辺野古で、基地に反対する活動をしていたダイバーが、作業員に酸素ボンベのバルブをしめられ、危うく殺されかける寸前だった事件が起きました。私が知ったのはこちらのブログからです。
http://d.hatena.ne.jp/Yu-u/20070721/1185081944
さらに、沖縄問題に関わっている友人から、報告を受けました。Yu-uさんも書いておられますが、こちらの本土では、マスコミはほぼ報道しませんでした。
 一方で、夏休み前ですから、沖縄がいかに旅行すると楽しいのか、癒されるのかという番組は絶え間なくやっています。沖縄は、都道府県別所得を比較すると、最下位にきます。このギャップはなんだろう、といつも思います。

[追記]
 コメント欄でご紹介頂きましたので、こちらのブログも紹介しておきます。
http://www11.big.or.jp/~kkk/pico/?date=20070723
 私も、詳しい情報を手にしていない上、ダイビングについて全くの無知ですので、どちらが正しいのか、判断できない状態です。そういう意味でも検証があっても良いと思いますが。このブログも反運動系の人たちが集まっているのでしょうか?反基地運動の政治的態度への批判がコメント欄では繰り返されています。

 付け足しておくと、私が指摘すべきだとしていることは、この事件は沖縄では報道されているが、本土ではされていない、ということです。もし、本土が沖縄に興味がない、というのなら筋は通ります。(私はそれは、政治的に正しくないと思いますが)。問題は、沖縄の観光地や自然に溢れる島の報道は山のように本土で流れているが、、沖縄で現在報道されている事件は流れてこないという状況に、本土ではなかなか気づくことができない、ということです。
 私も含めた、本土に住む人たちは沖縄について、よく知っているようで、それが一面でしかない、ということは、忘れがちではないか、という意味でこの記事を紹介しました。「沖縄は善い人ばかりが住んでいる」と100回言うよりも、沖縄の人たちにとってプライオリティの高い問題は何かを知ることのほうが、沖縄を理解する足がかりになるように思います。