筑摩書房の新刊(12月〜1月)

 新刊情報が、来月の初旬あたりまで追加されています。哲学関連ですと、単行本でハンナ・アレント。文庫で中島義道さんの旧著と、ドゥルーズのカント論。W・ハイゼンベルク『物理学に生きて ─巨人たちが語る思索のあゆみ』も面白そうです。

筑摩書房 これから出る本

史上最強のアイドル論

 ビデオニュース・ドットコムで、無料放送を行っています。

 マル激トーク・オン・ディマンド 第348回(2007年12月02日)5金スペシャ
 史上最強のアイドル論 ゲスト:中森明夫氏(コラムニスト)

http://www.videonews.com/

ネット書籍サービス

以前から、このブログでも、部屋にたまる一方の書籍をどうすればいいかということが話題になっていた。引っ越しのときにたいへんだし、下手すると寝る場所もなくなる。古本屋に売るのもしのびない・・・。

と思っていたら、中経出版社というところが、「ネット書籍サービス」というものをはじめているのを知った。これは、この出版社が出した本と同じものを、ウェブ上で全文読めるというサービスである。
http://www.chukei.co.jp/net_book_about/index.html
本の裏側に付いている登録番号を入力したら、同じものが電子書籍で画面上で読めるということらしい。ということは、この本は読後に捨ててしまったり、売ってしまってもよいということになる。あとでいくらでもウェブで再確認できるから。

他の出版社の本も、どんどんこういうふうになっていったら、これからは本を買って、どんどん捨てるか売るという時代がくるだろう。自分の買った本の本文は、ウェブの上の本棚にどんどん構築されていく。ウェブジャーナルの書籍版である。

この種のサービスは、いずれ、一気に広まりそうな気がする。早くそうなってほしい。