ネット書籍サービス

以前から、このブログでも、部屋にたまる一方の書籍をどうすればいいかということが話題になっていた。引っ越しのときにたいへんだし、下手すると寝る場所もなくなる。古本屋に売るのもしのびない・・・。

と思っていたら、中経出版社というところが、「ネット書籍サービス」というものをはじめているのを知った。これは、この出版社が出した本と同じものを、ウェブ上で全文読めるというサービスである。
http://www.chukei.co.jp/net_book_about/index.html
本の裏側に付いている登録番号を入力したら、同じものが電子書籍で画面上で読めるということらしい。ということは、この本は読後に捨ててしまったり、売ってしまってもよいということになる。あとでいくらでもウェブで再確認できるから。

他の出版社の本も、どんどんこういうふうになっていったら、これからは本を買って、どんどん捨てるか売るという時代がくるだろう。自分の買った本の本文は、ウェブの上の本棚にどんどん構築されていく。ウェブジャーナルの書籍版である。

この種のサービスは、いずれ、一気に広まりそうな気がする。早くそうなってほしい。