クィア学会が誕生するらしい
大学に来たDMで知りましたが、2007年秋に、クィア学会が誕生するとのことです。ウェブサイトは、
http://queerjp.org/
上記サイトより引用:
クィア・スタディーズとは、性と身体、そして欲望のあり方にかかわる諸規範を問いなおそうとする、批判的/批評的な学術的探究の総体であり、以下に代表されるような試みの全てを含む。ジェンダーとセクシュアリティとをどちらか一方に還元することなく、しかもその両者が既存の性と身体、そして欲望のあり方にかかわる諸規範の下でいかに関連してきたのかを、分析すること。これらの諸規範が、社会において自然とみなされる身体やアイデンティティなどにかかわる認識の様態をいかに条件づけてきたのかを、考察すること。それらの規範的認識とそれによって維持される経済的・社会的・あるいは表象上の権力構造とが、人種・民族・宗教・国籍・地域・言語・経済階層・身体性などにおける諸差異といかに相互に作用しあってきたのかを、理論的また実証的に検討すること。そして、既存の規範に従わないようないかなる性と身体のあり方、いかなる欲望の形態が可能であり、あるいはより望ましいのかを、探究すること。・・・・・・
呼びかけ人:
石田 仁(明治学院大学 非常勤講師)、風間 孝(中京大学 助教授)、釜野さおり(国立社会保障・人口問題研究所 室長)、河口和也(広島修道大学 教授)、川坂和義(国際基督教大学大学院)、清水晶子(東京大学大学院 准教授 4月より)、菅沼勝彦(メルボルン大学大学院)、田中かず子(国際基督教大学 教授)、谷口洋幸(中央大学 兼任講師)、平野 遼(国際基督教大学大学院)、堀江有里(花園大学ほか 非常勤講師)、クレア・マリィ(津田塾大学 准教授)、村上隆則(翻訳者)
たいへん面白いのではないでしょうか。