ベネズエラのチャベス大統領やばいのでは?

ここのところの外電を読んでいるかぎり、ベネズエラチャベス大統領のやっていることは、かなりやばいところまで来ているような気がする。豊富な石油・ガス資源を背景に、社会主義化を進め、国連での反ブッシュ演説などで、世界の左翼や労働層から支持を得てきたが、その後、今年になって、自身に批判的な放送局の強制的閉鎖、自身を批判する外国人の強制的国外追放などを宣言。このまま行くと、独裁国家になるんじゃないかと思われていたが、今日のAP記事によると、大統領任期の無期限延長を含む憲法改正案を提案したとのことだ。中央銀行の金を大統領が動かせるとかの案も。米国が攻めて来たときのために、民兵を再編するとかも。
http://news.yahoo.com/s/ap/20070816/ap_on_re_la_am_ca/venezuela_constitutional_reform;_ylt=ArFOmwjDG1xiIBeBwuXlQkYQr7sF

米国の覇権主義は、イスラム・テロリストを生み出したが、と同時に、こういう独裁者を新たに生み出しつつあるということなのだろう。中南米の火薬庫とならないことを望むしかない。ちなみにチャベスは53歳。安倍晋三と同い年。若いです。