小林よしのり×萱野稔人×宮台真司
「右翼も左翼も束になってかかってこい」
ゲスト:小林よしのり氏(漫画家)、萱野稔人氏(津田塾大学准教授)
http://www.videonews.com/
ビデオニュース・ドット・コムのサイトで、上記三人の鼎談が無料放送されています。
江花優子『11時間』
以下の本を注文してみた。
- 作者: 江花優子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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《概要》
胎児は“人”にあらず──この論理は、日本の刑法において厳然とあり続けている。
03年12月27日、札幌市東区の道路で会社員男性(当時33才)がハンドル操作を誤り、対向車の前野靖弘さん(仮名・当時29才)に鼻骨骨折などの傷害、同乗していた妊娠8ヵ月の妻・美香さん(仮名・当時28才)に胎盤早期剥離および左手舟状骨折などの重傷を負わせた。事故直後、帝王切開で生まれた女児は11時間後に死亡。死因は交通事故の衝撃によるものだった。女児は「桜子」と命名され、戸籍も存在するものの、05年11月28日、札幌地方裁判所は加害男性を業務上過失傷害罪で禁固2年、執行猶予4年の判決を言い渡す。それは、女児を“人”ではないと決定づけたものだった。
靖弘さんは娘が“人”と認められる意味をもつ業務上過失致死罪での立件にすべてをかけるが、無残にも打ち砕けることとなった。一方、美香さんは体だけではなく心にも深い傷を残し、精神不安定に陥る。回復を願い静かな日々を送りたい美香さんとの夫婦の溝は深まっていく。
命は尊い──それは当たり前のこととして、誰しも受け止めているだろう。しかし、当たり前のこと過ぎて、十分に議論することを避けてきたのではないだろうか。この桜子ちゃんの死を通じて、命とは何か。そして命の尊さを訴えかける。
いろいろな意味で、問題作だと思う。人工妊娠中絶の問題にも切りこんでいる模様。
次回の注文時には、以下を購入予定。
- 作者: ピーターシンガー,Peter Singer,浅井篤,村上弥生,山内友三郎
- 出版社/メーカー: 晃洋書房
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 単行本
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