プレッシャー世代

 1982年〜87年に生まれた人を「プレッシャー世代」と呼ぼう、という呼びかけをしている記事が話題になっているようだ。

 世の中の事象や現象を一言で訳してしまおうというサイトがある。

 今回訳されたのは「1982〜87年生まれの世代」を表す言葉。他の世代には「ポスト団塊ジュニア」「氷河期世代」、最近では「ゆとり世代」など様々な呼称があるのに対し、何故かこの年代には呼称がないので無理矢理作ってしまおうということらしい。

 結果的に命名されたのが「プレッシャー世代」だという。「傾いていく日本を託されるプレッシャーに耐え、世知辛い世の中に耐え、大舞台のプレッシャーにも強い世代」という意味らしい。ちなみに代表的なキャラクターとしては水泳の北島康介選手などがあげられている。

 この話題に関してブログでは「ダルビッシュもこの世代だな」「私はこの世代だけどプレッシャーに弱い(泣)」など様々なコメントが寄せられている。

ネタりか(http://netallica.yahoo.co.jp/news/8181

元ネタの記事はこちら:http://d.hatena.ne.jp/sugio/20070821

 私はこの世代ですね。私としては「自己完結世代」とでも言ったほうがいいような気分ですが。阪神・淡路大震災で街は崩壊し、オウム事件で通勤してるだけで大量殺人に巻き込まれ、挙句に貿易センタービルが崩壊する様子を、多感な思春期に目撃し続けた世代です。ものごとが一瞬で崩れ去る様子をリアルタイムで経験してきました。学歴社会の価値が下がり、頑張って大学に入っても就職はなく、就職しても過重労働で体や心を壊し、転職活動するも空白期間をニートと罵られ、自己評価は下がる一方。
 そんな世の中を生き延びる口癖は「しょうがない」「自分のせい」「甘えるな」。他人を責めても、どうにもならないことはわからないので、自分の殻に閉じこもって自己責任ばっかり追及している。好きな言葉は自己分析とキャリアアップ。嫌いな言葉は「社会が悪い」。

 自虐ネタっぽくなってしまいました。